産業カウンセラーの進路、キャリアかメンタルか?
産業カウンセラーを取得した後、まだ自分の専門なり関心のある領域が決められない人もいると思うので、そんな場合はシニア産業カウンセラーという上級資格を目指すようアドバイスしています。
ここで上級といったのは相対的な話で、実際はシニア産業カウンセラーは数年前まで「中級産業カウンセラー」といってました。「産業カウンセラー」も当初は「初級産業カウンセラー」となっており、初級の冠が取れたのは、厚労省との兼ね合いときいていますが、初級の名前に甘んじず、職場で実際のカウンセラーとして通用する水準の知識と技術を身につける必要があるという社会的な期待なのでしょう。
ただし資格取得した側は、この資格は基礎的な知識と技術のみを保証するものであり、さらなる研鑽が必要であることを常に謙虚に心に刻んでおくことは大切です。心理職とは常に研鑽、一生研鑽の道です。
産業カウンセラーの倫理要綱にも明記されていますしね。
前置きはそれくらいにして、シニア産業カウンセラーについてですが、これも最近になって、キャリア専攻とメンタルヘルス専攻の2つの進路が用意されました。
これらは必要な取得単位が異なり、試験の詳細はまだ発表されていませんが、おそらく口述試験などはそれぞれの内容が問われるのでしょう。筆記もそうだったら作る側は相当大変ですね。
この二つの選択肢によって、またまた大きな迷いがあるようです。
それも、熱心な人ほど。
キャリアか、メンタルか?
もう活躍している産業カウンセラーの方同士のお話で参考になったことがあったので書いてみます。
結論から言うと、
「キャリアもメンタルも」が正解のようです。
もともと、どっちかを極めるということは、どちらかでよいよいということではないからです。
キャリアの相談にはメンタルがつきものだし、メンタルの相談もキャリアの相談につながっていくからです。
ただし、どちらを先に勉強するかでは、大いに悩んでもいいと思います。
一般に、メンタルの勉強は、産業保健・公衆衛生・心理学を深いところまでとらえ、キャリアはより幅広い活躍の場がある(有り体に、求人もそれなりにあります)というメリットがあります。
自分の現状に合った選択をする経験自体も、また糧になるということですね。
2010年01月18日
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posted by ぱっち at 09:06|
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